応答せよ1997を観る方法・動画配信状況
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応答せよ1997のあらすじ・レビュー・感想まとめ ※一部ネタバレ含む
いま男女問わず大人気の韓流ドラマ、応答せよ1997のレビュー・感想やあらすじをまとめてみました。
男性でも面白いの?と思っている方にこそ見てほしいレビューです。
応答せよ1997の感想・レビュー(女性・30代)
90年代の韓国を舞台にしたノスタルジックで心温まるラブコメディ。
主人公たちの学生時代(90年代)と現代を行き来しながら、家族・恋愛・友情を
みずみずしく、ときにコミカルに描かれた作品です。
脚本・演出ともにバラエィティ出身のスタッフが制作した異色の作品で、
ストーリーの中に、笑い、泣き、感動のすべてがつまっています。
韓国ドラマ史上の中でも、記録と記憶に残る大きく話題になった作品で、
一話一話の細かいしかけにも驚かされ、一気に最終話まで鑑賞できる作品です。
国は違えど、90年代の人に共感できるシーンが満載なので、90年代に青春を過ごした40代前後の人におすすめです。
どの年代にも愛される分かりやすいストーリーではあるのですが、韓国ならではのシーンも多いので、
韓国文化に関心がある人にもおすすめです。
演出が細かく、ストーリーが緻密で最後の最後まで飽きさせない作品です。
各シーンが複線の連続で、じんわりと心に響く演出が多く、満ち足りたあたたかい気分させられます。
スクールバスでの登下校シーン、車内でウォークマンを二人で聞くシーンなど、懐かしくどこか切ない気分にさせられます。
たまごっちや、ポケベルなども登場するので90年代の記憶がよみがえります。
失恋した女の子(主人公の友人)が泣きながらバスに乗っていると、動き出したバスを止めて友人(男)が
バスに乗ってくるシーンがあります。
今までよそよそしかった友人がそっと隣に座り、ウォークマンの片方を女の子につける。
声を押し殺して泣く女の子と隣で寄り添う友人。ここから二人の恋がはじまります。
数年後女の子の父が亡くなり、海外留学中だった彼が火葬場に向かい動き出したバスに同じように乗り込んでくる
シーンがあります。二人の恋の始まりの場面を思い起こし、心動かされる感動のシーンです。
個性豊かなキャラクターのひとりひとりが実に魅力的で、細かい部分まで丁寧に描かれた作品です。
美男美女の単純な薄っぺらいストーリーではなく、俳優たちの演技も自然で設定もリアルなので
等身大に感じることができる作品です。
ガールズグループA Pinkのリードボーカル「ウンジ」演じるシウォンがとにかくかわいいです。
見た目はもちろんかわいいのですが、たくさん食べる設定で、もぐもぐと食べるシーンが小動物のようで
見ていて癒されます。
俳優・歌手として活躍するソ・イングク演じる「ユンジェ」とソン・ジョンホ演じる「テウン」、この二人のイケメンが
シウォンを一途に、愛情いっぱいに、時にはペットのように接していくところに、女性は惹かれる思います。
互いが互いを思いやるからこその障害、抗うことのできない運命、人を思う気持ちのあたたかさと切なさが描かれています。
主人公のユンジェが、大好きな実兄「テウン」と幼馴染「シウォン」の狭間で揺れ動く心、
ボーイズアイドルグループINFINITEのホヤ演じる「ジュニ」が同性である「ユンジェ」への思いを口にできず揺れ動く心、
「ユンジェ」への愛と「テウン」からの愛の狭間で揺れ動くシウォンの心、相手を思いやる気持ちがあるからこそ
前に進むことができない状況に胸が切なくなります。
韓国ならではのシーンや90年代に実際におこった出来事が描かれているので、韓国に関心がある人は共感できる部分が
多い作品です。
主人公「シウォン」が90年代のTOPアイドルH.O.T.のファンで、ファンフィックのライターという設定に
韓流ファンならぐっとくると思います。
お父さんがシウォンの大事なカッパを着てシウォンにぶちぎれされるシーンがあるのですが、普段からカッパを着る
文化自体が韓国独特ですし、好きなアイドルのロゴを入れたカッパをファンが自作してしまうところも韓国らしい
微笑ましいシーンです。
癌で入院している夫のために、脚本家に直接お願いをしてドラマの結末を変えてしまうシーンも、撮影しながら
脚本を書いていくという韓国のドラマ制作スタイル独特のものです。
90年代に共感できる人、韓国文化に関心がある人にオススメの作品ですが、
誰もが共感できる「青春」「友情」「恋愛」をテーマにした大人気の作品ですので
幅広い層の人に楽しんでもらえる作品だと思います。