輝くか、狂うかを観る方法・動画配信状況
U-NEXT | 動画配信中 輝くか、狂うかを今すぐ観る |
---|---|
FOD | 動画配信中 輝くか、狂うかを今すぐ観る |
dTV | 動画配信していません その他の韓流ドラマを今すぐ観る |
amazon prime video | 動画配信中 輝くか、狂うかを今すぐ観る |
NETFLIX | 動画配信していません その他の韓流ドラマを今すぐ観る |
輝くか、狂うかのあらすじ・レビュー・感想まとめ ※一部ネタバレ含む
いま男女問わず大人気の韓流ドラマ、輝くか、狂うかのレビュー・感想やあらすじをまとめてみました。
男性でも面白いの?と思っている方にこそ見てほしいレビューです。
輝くか、狂うかの感想・レビュー(女性・40代)
高麗の王子であるワン・ソは、高麗を血の海で染める破軍の星の下に生まれたとして、金剛山に追いやられ皇宮と離れて暮らしてきました。
成長したワン・ソは、父である太祖王権によって呼び戻されますが、父は刺客によって殺されてしまいます。
そんなワン・ソが出会ったシンユルという一人の女性。
彼女は、渤海を滅ぼし他国の光となる紫微星の下に生まれた渤海の王女でした。
本来なら出会うはずがなかった二人が出会い、やがて惹かれあいながら、互いの運命と向き合う壮大なラブストーリーです。
この作品がおすすめな理由は、悲劇の皇子であるワン・ソが、第4代高麗王となるまでの波瀾万丈な人生を、スピーディーに、そしてドラマティックに描いていることです。
そして、ヒロインであるシンユルとの運命の出会いは、ワン・ソが初めて恋を知り、一人の女性にありったけの愛情を注ぐ姿が、情熱的に描かれているところです。そして、主演であるチャン・ヒョクを始め、オ・ヨンソ、イム・ジュファンといった豪華スターの共演も見所の1つです。
ワン・ソは、幼い頃に皇宮を追い出され、孤独の中で生きてきました。生きる目的も、希望も持てず、ただ有り余る自由な日々を無駄に過ごす彼は、シンユルとの出会いで、やっと本来の光の道を見つけたのだと思いました。
父親である太祖王権を殺害した刺客が誰であったのかを探り、皇帝となった兄のワン・ヨを支えながら戦うワン・ソは、しっかりと前を見据えていて、とても頼もしかったです。
ですが、再会したシンユルの男装を見破れず、自分は男色に走ったのかと真剣に悩む姿が、なんともチャーミングでした。
やっとシンユルが女性だと気がついた時の、情熱的なキスシーンは、見ていて思わずため息が出てしまいました。
ワン・ソにとって、シンユルの存在は、まさに光へと導いてくれる希望そのものだったのでしょう。
ワン・ソの立場を考え、離れようとするシンユルを気遣う姿が、とても切なくて愛おしかったです。
そして、シンユルの病を治すために、氷のように凍てつく水に彼女を抱いて入っていく姿が、彼のシンユルへの想いをすべて表しているように見えました。
別々の道を歩むことになった二人ですが、心が離れることはありませんでした。常にワン・ソの心の中にはシンユルがいたのです。
皇帝となったワン・ソの秘密の部屋に飾られていたシンユルの深紅の花嫁衣装と蝶の首飾りが、変わらぬ彼の想いを象徴しているように見えました。
ラストで、二人が再会するシーンでは涙が止まりませんでした。
このドラマでは、運命とは自分の力で切り拓いていくものだということを教えてくれました。
ワン・ソも、シンユルも、決して恵まれた星の下に生まれたわけではありませんでした。ですが、彼らは自分の力でその運命を変えてきたのです。
ワン・ソは、皇帝となり人々を導いていくことを決意し、そしてシンユルは、ワン・ソへの想いを胸に旅に出ました。
愛する人を想いながら、それぞれの道を歩む二人の姿は、とても前向きな別れに感じました。