「キングダムの漫画は大好きだけど、漫画の映画化は微妙なんだよなー」
「キングダム大好きだけど、映画を見てがっかりしたくない」
そう思ってませんか。僕もその一人でした。
キングダムが好きであればあるほどそう思うはず。
そんな方に贈る言葉は、、、絶対に見た方がいいです!
言い切れます。すごく良い!
正直そこまで期待していなかったのですが、キングダムが大好きなので見に行ったんです。
行ってよかったなー、また見に行くかーって思っています。
そんな僕が見に行くか迷っている方のために映画の感想や見どころを紹介します。
迷っている方には参考になるはず!
・漫画を読んでいて、キングダムのことを知っている
・吉沢亮、長澤まさみ、大沢たかおの大ファン(もちろん山崎賢人、橋本環奈も良かったですが、この3人をピックアップ!)
・熱い話が好き
「キングダム」と「映画キングダムの範囲」を軽くおさらい
キングダムのおさらい
キングダムは若き日の秦王と下僕の少年が中華統一を目指す物語です。
映画キングダムの範囲を紹介
始めは漫画と一緒です。信と漂の少年時代から始まります。
映画の範囲は秦王が玉座を取り戻すまで、となります。
※キングダムを読んでいない方には「感想」は参考になりません。「見どころ」から見て頂くのをおすすめします。
「映画キングダム」の感想
総括:とても良かった!また見たい!
まず言いたいことは、とても良かった!すごく良かったです!キングダムを読んでいる方にはぜひ見てもらいたい。
信を演じた山崎賢人、漂と秦王を演じた吉沢亮が格好いいですし、橋本環奈や長澤まさみも素晴らしかったです。
脇を固めた役者さんたちもかなりハマリ役で、要潤のトウ・高嶋のショウブンクン・本郷奏多のセイキョウ、そして何より大沢たかおのオウキ。
すごく良かったです。全然違和感ないですし、感情移入できます。
アクションシーンも迫力があって、見入ってしまいます。
漫画を読んでいるので、どうなるかわかっていても見入ってしまうんだから驚きです。笑
キングダムの雰囲気がそのまま、序盤ですら泣きそうになった
キングダムの漫画の雰囲気って「熱い」です。まるで青春時代のような熱さやまっすぐさ。
その熱が映画でどれだけ表現できるのかが一つのポイントだと思っていましたが、見事に雰囲気そのままでしたね。
熱い。とても熱い。
熱すぎて、山崎賢人演じる信と吉沢亮演じる漂のシーンは序盤で泣きそうになりました。笑
キングダムファンの方なら共感してもらえるはず!
シナリオが原作に忠実で変な過不足がなく違和感もない
良かった点はシナリオが原作の漫画に忠実だったところです。
脚本に原作者の原泰久が加わっているのも理由の一つなんですかね。
原作に対する愛情や尊敬がビンビン伝わってきて、原作ファンを全く置いてけぼりにしません。
好きなシーンががっつり省略されていたり、割愛されていたりすると少し淋しいじゃないですか?
映画キングダムに関しては、そんなことはない!と断言できます。
キャスティングもハマリ役ばかり!
総括でも書きましたが、キャスティングが良いですね~。
ハマリ役しかない。
少し映画キングダムの評判を調べたら、「ハマリ役を超えている」と取材記事にも書かれていますね。笑
これ本当です。
取材は宣伝記事なので、大げさに煽っているように感じるかもしれませんが、本当にハマリ役を超えていると思います。笑
見たらこのキャスティングしか考えられなくなるはず!
次回作があるなら絶対このキャスティングのまま継続してほしいですね。
役者の方々の健康を切に願います。笑
「映画キングダム」の見どころ ※極力ネタバレなし
信と漂の絆
ここからは映画の見どころです。
やはり、キングダムの一番最初の衝撃シーン!からの信と漂の絆です。
これは外せません。
衝撃シーンの内容はあえて割愛しますが、信と漂の絆が要所要所で回想されるんです。
泣けます。漂が格好良すぎです。そして期待に応える信。
熱い男の友情、絆が見事に表現されています。
吉沢亮の下僕の漂と秦王のエイセイという対極の役を完璧に演じきる
吉沢亮は1人2役で、下僕の漂と秦王のエイセイという対極の役どころを演じ切りました。
漂は陽気で元気な熱い少年。エイセイはクールという身分だけではなく性格もぜんぜん違うんです。
それを全く違和感なく見せてしまうのが吉沢亮のすごいところなんですね。
この2人をなぜ吉沢亮が1人で演じるのかは作品の内容に影響するので伏せておきます。
長澤まさみが最高!血しぶき浴びている長澤まさみは必見!
ヨウタンワを長澤まさみが演じる、、、一番ハマリ役かもしれません。
ドSな感じがとてもハマっていました。笑
長澤まさみ以外にヨウタンワを演じられる人はいないと思います。間違いなく。
特にオススメなシーンは、長澤まさみも戦闘シーンがあります。
とても強くて、男たちをどんどん蹴散らしていきます。
で、戦闘の終盤には敵の血しぶき?が腕や首に付着しているのですが、それがなんともセクシーです。笑
凛としつつ冷徹な表情を浮かべてる様は男性陣は必見です!笑
オウキ役の大沢たかおのすごさ
映画を見る前にオウキの絶妙な変態さ加減をどこまで再現するのか・できるのか、は見どころの1つだと思っていました。
正直な感想は、大沢たかおの演技すごすぎです。仕上がりすぎです。笑
話し方、笑い方、表情や雰囲気などが特徴的なオウキを完全に表現しています。
見どころというか聞き逃さないで欲しいのは、笑い方ですね。
「んふ」という笑い方が完璧です。笑
トウが要潤だったのも良かった!
オウキの右腕ポジションはトウというキャラクターです。
その役が要潤というのが面白いですね。
トウってこんなにイケメンだっけ?って思いながらも次回作以降を考慮するなら要潤が適役かなーと。
とあるタイミングまではトウって意味不明なキャラじゃないですか?笑
でも、あるタイミング以降は超絶カッコイイという。笑
そういう意味では要潤で正解なのかなと思いました。
個人的に残念だった点
キョウカイがでないこと
多くの男性ファンもがっかりしていると思いますが、映画キングダムではキョウカイでないんですよね。
映画は王都奪還までなので、キョウカイが登場するシーンまで話が進まないんです。
キョウカイは強くて可愛いというヒロイン的な役どころなので、ぜひ実写版で見たかった。。。
次回作に期待!
大好きなオウキやトウの出番が少ないこと
オウキやトウが大好きなんですが、出番が少なかったですね。
原作を忠実に再現するとこうなるので仕方ないですし、むしろ原作よりも多めでしたかね。笑
最初のシーンでオウキがイイ感じで出てきたのは良かった。
次回作があれば出番増えるはずなので、期待!!
短い!少ない!
漫画キングダムは2019年4月19日時点で54巻まで発売されています。今回の映画は原作漫画の5巻までなんです。
漫画のどこまでかって、5巻なんですよ。。。
54巻ある内の5巻って序盤の序盤なんで、個人的にはもっと先まで見たかったですね。
まぁ、映画なので仕方ないんですけど。
とにかく次回作に期待!!!
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます!
とにかく原作大ファンの僕が、強くオススメできる映画であることが伝われば嬉しいです。
ぜひ見てください。期待を裏切りません。
願わくば、大ヒットしてすぐに続編を制作開始してもらいたい
売れっ子役者さんが多いので、スケジュール調整だけでも大変そうですし。
最後に、佐藤信介監督を筆頭に制作陣が素晴らしい!笑
キングダムをこんなに素敵に実写化してくれて感謝しかないです。
では、これから本日発売の54巻を読もうと思います。笑
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ぜひ、劇場へ足を運んでもらえれば嬉しいです!