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テレビドラマよりもずっと面白いラブコメオススメ漫画「白鳥麗子でございます」

白鳥麗子でございますのアイキャッチ画像

テレビドラマ化よりも漫画の方が面白いと評判の作品

一つの作品をテレビドラマとコミックと両方で楽しめるものはたくさんあります。その中には、テレビドラマの方が面白いという作品もあれば、どうしても非現実的なテーマのためにドラマよりはコミックの方が面白いという作品はあるものです。非現実的なほどまでにお金持ちのお嬢様、白鳥麗子の恋愛や日常を描いたおすすめのラブコメ漫画「白鳥麗子でございます!」は、コミックで読むと面白くてたまらないと大評判の作品です。

主人公の白鳥麗子は、一般人からは想像できないほどのお嬢様です。そして、絶世の美女。そのため、プライドが人一倍高くて高飛車な性格なのですが、天然な部分や世間知らずな部分が面白くて、読者にとっては憎めない性格なんですよね。読み進めていくうちに、自分も白鳥麗子のようになりたい、と思ってしまう女子は多いかもしれません。

もともと白鳥麗子でございます!という作品は、講談社のMINIMINIで連載されていた作品なのですが、1987から連載が始まって1992年まで続いたロングセラーな作品でした。その後、続編が作られて1997年まで連載が続いたわけですが、その期間にはテレビドラマ化されたり映画化されたり、また講談社の漫画賞少女部門では大賞を受賞するなど、まさに一世を風靡したほどの人気を誇る作品だったのです。

非現実だから楽しめる作品

「白鳥麗子でございます!」はラブコメディなので、彼女が恋する一般人の庶民である秋本哲也君とのラブなシーンも登場します。でも、世間知らずのお嬢様だから、生々しいシーンなどは一切登場しませんし、あくまでも爽やかな青春ラブコメディに仕上がっています。この点が、漫画でうまく表現できた部分なのかもしれませんね。だってドラマとか映画になると、どうしても生々しい感じが出てしまうので、視聴者の妄想を膨らませづらいわけですよね。でも漫画なら、読者は自分の頭の中で感情移入して自分が白鳥麗子になることができますし、哲也君とのラブにも思いっきり浸ることができてしまいます。それが、白鳥麗子でございます!がロングセラーで空前の大ヒットとなった理由なのかもしれません。

「白鳥麗子でございます!」が発売された年代だけを見ると、かなりレトロな作品のようなイメージがありますけれど、レトロさは全く感じることなく一気に読み切ることができる作品です。全5巻なので、一気に読んで後は白鳥麗子の気持ちに浸って妄想を膨らませるという楽しみ方もアリですね。