初・漫画の感想を書きます。
正直この作品を最初に書くのは難しいなと思いましたが、『このマンガがすごい!2019』で取り上げられているので、
「興味あるけど感想知りたい!」
「実際に読んだ人がどう思ったか知りたい!」
って方の役に立てばと思い、書いてみました。
想定読者
「天国大魔境」を知らないけど興味ある
『このマンガがすごい!』が好き
漫画は好きだけど、天国大魔境は知らなかったよ!って人に読んでもらえれば損はしない内容です。
「天国大魔境」とは
壁に囲まれた不思議な子供たちが暮らす施設“中”の世界と、廃墟となった日本の“外”の世界の2つの世界が存在するSF作品。
閉ざされた天国と廃墟となった日本の2つの世界を行き来しながら謎を解き明かす作品です。
1話目は、不思議な子供たちの紹介から始まり、荒廃した外の世界をのぞかせるシーンで終わります。
2話目以降で外の世界がどういう状況なのか、どういうことを目的として外の世界にいるのか、が描かれています。
公式サイト:http://afternoon.moae.jp/lineup/924
「天国大魔境」はこんな人におすすめ!
この作品は正直わかりやすくはないですね。
この記事書くのにも何回も本を読みなおしました。笑
僕の読解力がないだけかもしれませんが…
ただ、ミステリーのような謎を解き明かしていくような作品が好きな方にはおすすめです。
たとえば、
約束のネバーランド
幽麗塔
スパイラル~推理の絆~
絶園のテンペスト
ゴールデンゴールド
が好きな方は相性が良いかもしれません!
「天国大魔境」の見どころ
見どころ1:設定と世界観
やっぱりなんといっても世界観です。
2つの真逆の世界が存在して、それがどう交わっていくのかがキーポイントで、その交わり方がぜんぜんイメージできないです。
この世界がどう交わっていくかを予想しながら読み進めていくのが楽しい作品です。
見どころ2:武器と敵
外の世界、荒廃した日本では敵がでてきます。
もちろん荒廃しているので人間も敵になるのですが、それ以外の謎の生物も敵としてでてきます。
ずばり「怪鳥」でした。笑
その怪鳥も絶妙に気持ち悪いというか特徴的な怪鳥でしたが、なんだか引き込まれる生物なんですよね。
なぜか。笑
で、そこで外の世界を冒険している2人が戦うんです。
そのときに使用する武器が「キル光線」という銃みたいなものなんです。
このキル光線が絶妙なスペックなんですよ。笑
第一巻の帯を見たら、
幸村誠:キル光線の絶妙なスペックが好きです。2巻をはやく!はやくゥ!
と紹介していて、ほんとその通りだな、と思いました。
ちなみに、知らない方のために補足すると、
幸村誠先生は「ヴィンランド・サガ」「プラネテス」という漫画の作者さんです。
作者「石黒正数」先生の紹介
「それでも町は廻っている」などの作品で有名な石黒正数先生の作品です。
読んだことはなくても、割と作品名を聞いたことはあるのではないでしょうか?
影響を受けた漫画家として、藤子不二雄、大友克洋、小原愼司を挙げている。初めて読んだ漫画が藤子の『ドラえもん』であり、中学生の頃まで藤子の漫画ばかり読んでいたと語る。特に藤子・F・不二雄に受けた影響は大きく、自身の作風は藤子の作風である「SF(すこし・ふしぎ)」を更にリスペクトしたものであるとしている。その後、絵に関して大友の影響を受けたのち、小原の日常をベースにした作品に影響を受けた。
影響を受けた漫画家さんとして、藤子不二雄先生が挙がるのはすごく腹落ちしました。笑
この記事を書くにあたりWikipediaを見て、完全に納得です。
紹介した理由
記事を執筆した僕は、『このマンガがすごい!』シリーズとは相性が良く、毎年オトコ編第1位の漫画はすでに読んでいる作品が多いです。
ただ、2019は違いました!
「天国大魔境」は読んだことがありませんでした。
これはきっとハマるであろうと思って即買って読みました!
ぶっちゃけ1巻だけでは「面白い!」「絶対読むべき!」とはならなかったのですが、「はやく2巻を読みたい!はやく続きが読みたい!」とは思ったんですよね。
そんな理由で紹介してみました。
「天国大魔境」を買おうか迷っていた人の参考になれば嬉しいです!
「天国大魔境」の購入リンク
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