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【完結済】菌が見える?勉強になる「もやしもん」の魅力

漫画というと趣味や遊びと思われがちですが、実は読むだけで勉強になる漫画も少なくありませんよね。
数学や理科、社会といった学校でよく学ぶ教科の助けになる漫画もたくさんあります。
ではそんな勉強になる漫画の一つである「もやしもん」についてご紹介しましょう。

「もやしもん」とは?

「もやしもん」は設定として東京にある某農業大学という大学を舞台にしています。
主人公は沢木惣右衛門直保で、彼は菌が目に見えるという特殊能力を持っている大学生です。
幼いころから菌が見えていた直保は農業大学に入って初めて、自分の能力が人の役に立つということを知ります。
農業大学では幼馴染の結城蛍、大学教授の樹慶蔵、樹研究室の先輩たちと共に菌にまつわる様々なトラブルに巻き込まれていきます。
菌はわたしたちの周りに常に存在しているものであり、発酵や腐敗などに深くかかわっていますよね。
「もやしもん」では菌と会話できる直保が菌が引き起こす様々な現象について理解を深めていく様子も描かれています。

「もやしもん」の評価

「もやしもん」は菌の世界をわかりやすく描いた作品として高い評価を得ています。
何よりも楽しく勉強できるというのが大きなポイントです。
菌というと少し気持ち悪い印象がありますが、「もやしもん」に出てくる菌は完全にデフォルメされたキャラクターとして描かれているのでかわいらしく、しかもそれぞれの特徴をよくとらえた作画となっていますね。
世界の発酵食品や日本酒の作り方など発酵や腐敗に関する知識が楽しみながら得られると評価されています。
単純に面白い漫画として読むこともできますし、勉強の一環として読み進めることもできるのがうれしいポイントですね。
菌たちがよく言う「醸す(かもす)」という言葉も印象に残り、今まで関心のなかった発酵・腐敗という分野に興味を持つきっかけにもなるかもしれませんよ。

「もやしもん」はこんな人におすすめ

「もやしもん」は男女問わず、どんな世代の人も楽しんで読める漫画ですが、勉強になるという点では学生におすすめと言えるでしょう。
学校の図書館などに置いておけば学生が興味を持ちながら勉強に役立てることができる作品でもありますね。
特に農業大学という特殊な環境についても描いているので、学生が進路を検討するにあたって影響を与えることもあるかもしれません。
漫画を通して勉強し、しかも飽きずに読み進められる非常におすすめの漫画ですよ。