歴史についても知ることができるギャグ漫画
仕事で疲れている時や、無性にイライラする時などには、何も考えずに読んで、げらげらと笑える漫画っていいですよね。
ギャグ漫画とかコメディ漫画は、そういう時にピッタリの作品がたくさんありますけれど、あまり難しいストーリーだと疲れている時には読みたくありませんよね。
絵を見て笑えて、文字を読んでさらに笑えるようなシンプルなストーリーの作品を紹介しましょう。
そんなギャグ漫画の中でもおすすめなのは、エンターブレインから出版されているヤマザキマリさんの「テルマエ・ロマエ」です。
阿部寛さん主演で実写映画化もされているので、皆さんご存知ですよね。
こちらは全6巻ですでに完結している作品なのですが、絵を見ただけでも愉快というかギャグっぽさが伝わってくるので、疲れすぎていて文字を読むのも嫌だという時にもぴったりですよ。
テルマエ・ロマエは、古代ローマという時代に風呂の設計をしていたルシウスが、現代の日本の風呂、つまり銭湯にタイムスリップするところから始まります。
タイムスリップ系の漫画は他にもたくさんありますけれど、お風呂という日本文化に親しみのあるテーマがストーリー展開では大きなカギとなっている所が、とっても楽しいですよ。子供の頃に銭湯に行った経験がある人なら、読んでいて「知ってる!」と感じるあるあるもたくさん登場します。
そういえば古代ローマもお風呂が人気
日本では銭湯という文化がずっと昔からあって、日本人は皆お風呂が大好きですよね。
でも実は、ルシウスがタイムスリップする前に暮らしていた古代ローマも、お風呂という文化が人気だったようです。
この漫画を読むまでは知らなかった古代ローマの文化とか社会の教科書に登場するような有名な人の名前なども、テルマエ・ロマエを読んでいると出てきます。
漫画を読んでいるだけでも古代ローマについての知識が深くなること間違いなしです。
主人公のルシウスは、古代ローマでお風呂の設計士として働いていたわけですが、日本の銭湯と同じように、お風呂の設計士はどんなお風呂を作れば人々が満足してくれるのかな、ということに頭を悩めていたようですね。
そんなルシウスが日本の先頭にタイムスリップしたわけですが、最初は言葉も文化もまったく理解できない状況でルシウスはたくさんの壁に直面します。
もちろん、ギャグ漫画なので、難しい内容でもわかりやすく紹介してくれるので、子供が読んでも笑えるストーリー展開になっています。
笑いたい時にぜひおすすめのギャグ漫画です!