今日はグルメ漫画を紹介します。
漫画好きでもグルメ漫画を読まない人は多いんじゃないんでしょうか?
意外に敬遠しますよね。
でも、そんなあなたにおすすめしたいのが「侠飯(おとこめし)」です。
「侠飯(おとこめし)」についてこれから紹介します。
ほのぼの系ではないグルメ漫画
グルメ系の漫画というと、割とほのぼのしたストーリー展開のものが多いですよね。
でも福澤徹三先生が著した「侠飯(おとこめし)」は、なんと任侠とグルメが見事にコラボした作品です。
任侠ストーリーといっても決して恐怖でおののいてしまうなんて怖さはありませんし、低コストで美味しい料理を作れるレシピや作り方を紹介してくれるのが、任侠の親分的なイケメンということで、男性はもちろん女性でも楽しみながら読める作品に仕上がっています。
侠飯は原作は小説だったのですが、テレビドラマ化されて、大反響を呼びました。
そして、そうした人気を受けて、ついにコミック化もされたという作品です。
漫画なので読みやすいですし、ボリュームも7巻で完結するので、長すぎず短すぎずのちょうど良い長さに収まっている点も、サッと読めると好評です。
就活の厳しさも盛り込んだ作品
侠飯は、任侠の世界で暮らす親分が、就活真っただ中の学生が暮らすアパートにふとした因果で転がり込むという所から始まります。
任侠の親分がそうした社会とは全く関係ない学生の所に転がり込むという発想自体、日常世界の中ではありえない設定で、その部分をイメージしただけでも、かなり面白いですよね。
主人公は就活をしている学生なのですが、どうもパッとしないいわゆる「ダメンズ」的な男子です。
そのためでしょうか、なかなか就職先が決まらず、途方に暮れている所に任侠の親分が転がり込んでしまうというわけですね。
ストーリーの中では、任侠の親分という立場で学生と関わるというわけではなくて、あくまでも人生の経験者という立場でいろいろ主人公の就活を助けてくれたり、とっても役立つアドバイスをくれたりします。
何よりもこの漫画で面白いポイントは、学生とはいえ他人のアパートに転がり込んでいる立場なのに、どういうわけか、というか案の定、任侠親分が当然のことながら学生の生活を仕切り、主人公は自分のアパートで暮らしたいだけなのに、パシリにされたり、友達を自由に呼べなかったり、いろいろ不自由なこともあるわけですよね。それが読んでいてとても面白いですし、不思議とイライラすることなく、げらげらと笑いながら読めてしまう所が、この漫画の素晴らしい魅力となっています。
日常生活で役立つグルメ情報も満載
侠飯が人気の理由の一つに、紹介してくれるグルメが、日常世界の中でマネしやすいものばかりという点があります。超一流のグルメなんて自宅で作れるはずがないわけですが、この漫画では、スーパーの食材で簡単に作れる美味しいグルメを紹介してくれています。その点も要チェックですよ!
「侠飯(おとこめし)」を読んだ感想が聞きたいですね~。